台風18号から変わった発達した温帯低気圧は日本海を東に進み、4日(金)の午後の遅い時間に北日本を通過する見込みです。
このため、低気圧に近い北陸や低気圧が通過する東北では沿岸部を中心に風が強まります。また、東京湾周辺でも低気圧に向かう南風が強まる予想です。
【各地エリアの見解】
<関東南部、茨城南部>
4日(金)の朝は東京湾周辺を中心に、午後は千葉や茨城南部の沿岸部を中心に強い風が吹き荒れます。広範囲での停電の可能性は低いと見ていますが、局地的に停電を起こすような突風が吹く可能性があるため、備えをしておくと安心です。
<北陸>
北陸西部は4日(金)朝から、東部では午後から沿岸部を中心に強い風が吹き荒れます。停電を起こすような突風が吹く可能性があるため、備えをしておくと安心です。
<山陰から近畿北部>
4日(金)午前中まで強風が続きます。広範囲での停電の可能性は低い見込みですが、局地的に突風が吹いて停電するリスクがあります。
<東北と道北>
4日(金)の午後は東北の沿岸部や北海道の道北沿岸部を中心に強い風が吹き荒れます。局地的に停電を起こすような突風が吹く可能性があるため、備えをしておくと安心です。
停電のリスクは先日の台風15号や台風17号に比べると低いですが、黄色や赤色のエリアでは突風が吹くと停電のリスクがあります。念のため、携帯電話の充電を早めにしたり、懐中電灯を準備しておくなど、停電への備えをしておくと安心です。
ウェザーニュースでは、過去に会員の方からいただいた停電報告と気象データを解析することで、最大瞬間風速から停電リスク予測を算出。4日(金)24時にかけて、停電が発生する可能性を示しました。黄色や赤色で塗られている地域では、停電発生への対策をおすすめします。
■凡例
黄色:注意レベル(最大瞬間風速は25m/s以上が目安)
突風が吹いて停電の可能性があり、念の為、停電対策をしておくと安心です。
赤色:警戒レベル(最大瞬間風速は30m/s以上が目安)
停電するほどの暴風が吹く可能性が十分あり、停電対策をおすすめします。
ウェザーニュース
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